コールドプレスジュースの効果とは?

栄養も美容も欲張りたいあなたに贈る、私流・上手な取り入れ方

こんにちは。渋谷でスポーツトレーナーをしているRyokoです。
忙しい日々の中でも手軽に野菜や果物の栄養を補えて、美容にも健康にも良いと注目されているコールドプレスジュース
雑誌やSNSで目にする機会も増え、「一度試してみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

一方で、コールドプレスジュースが体にどう良いのか、普通の野菜ジュースやスムージーとの違いは何なのか、まだイマイチ分からない…という声も耳にします。

そこで今回は、コールドプレスジュースの“具体的な効果”や正しい取り入れ方を、私の経験談を交えながら詳しくご紹介します。

「美容や健康のために本当に役立つの?」「ダイエットにも良さそうだけど、どうやって飲む?」など、疑問や不安がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
一緒にコールドプレスジュースで体の中からキレイを目指しましょう!

目次

コールドプレスジュースとは?スムージーとの違い

まずは基本から。コールドプレスジュースとは、野菜や果物を低温・低速圧搾方式でしぼった“生ジュース”のこと
通常のミキサージュースやスムージーと決定的に違うのは、高速回転の刃が使われない点です。
熱や空気による酸化が少なく、ビタミンや酵素などの栄養素が壊れにくいと言われています。

さらに、スムージーは素材を丸ごとミキサーにかけるので不溶性の食物繊維を含みますが、コールドプレスジュースは圧搾機で繊維質を除いて液体だけを抽出します。
そのため、とろみがなくサラッとしたジュース状で、胃腸への負担が軽いという特徴があるんです。

一方で「せっかくの食物繊維が取れないのでは?」と思う方もいるかもしれません。

コールドプレスジュースは不溶性繊維こそ除かれますが、水溶性の食物繊維やビタミン・酵素などはしっかり含まれています
食物繊維自体は別の食事で補うとして、まずは「胃もたれしない・消化がラク」という利点がコールドプレスジュースの魅力といえます。

私も仕事柄、運動後や朝食代わりにサッと飲んで栄養を補給したいときにはコールドプレスジュースを選ぶことが多いです。
繊維が少ないぶん、吸収も速いので体のリカバリーを助けてくれる実感がありますね。

期待できる効果(1)栄養・酵素を効率よく摂れる

コールドプレスジュース最大の特徴は、素材本来の栄養が余すことなく取り入れやすいこと。
特にビタミンや酵素は熱に弱いものが多いですが、コールドプレスなら高速回転の刃や加熱工程がないため、酵素が生きた状態で摂れると言われています。

酵素とは、簡単に言えば体の中で代謝や消化を助ける働きをするタンパク質。
酵素が充分に補われると代謝がスムーズになり、肌の新陳代謝が促進されたり、疲労回復が早まったりといったメリットが期待できるんです。

また、ビタミンCやビタミンB群など水溶性ビタミンは体外に排出されやすいので、こまめに摂ることが大切。
コールドプレスジュースなら生のフルーツや野菜を丸ごと使うため、サプリのように合成成分ではなくナチュラルな形でビタミン・ミネラルを摂取できます

私の場合、朝にジュースを一杯飲んでおくと、日中の疲れが溜まりにくいと感じますね。
ダークグリーンの葉野菜系や柑橘系のビタミンC豊富なジュースを選ぶと、体内にパッと栄養が巡っていく気がします。

期待できる効果(2)消化を助けてデトックスサポート

コールドプレスジュースは食物繊維を取り除いた液体なので、消化の手間がかなり少ないのがメリット
固形物の消化には意外とエネルギーを使いますが、ジュースなら胃腸への負担が軽減されて、代謝やデトックスを助けると考えられています。

例えば、ファスティング(断食)をする際、水だけの生活だと空腹感や栄養不足でフラフラしてしまいがち。
でもコールドプレスジュースを取り入れる「ジュースクレンズ」なら、最低限のビタミン・ミネラルを補給しつつ胃腸を休めることができるんです。

私も以前3日間のジュースクレンズを試したときは、終盤に少しだるさを感じたものの、水だけの断食よりははるかにラクで、終わった後の身体の軽さに感動しました。

そして、ジュースクレンズまではしなくても「朝食だけをジュースに置き換える」という軽めの取り入れ方でも、朝から胃腸を休めつつビタミン補給できるので、体のすっきり感便通の改善が期待できます。
忙しくて食事が乱れがちなときほど、いったん体内をリセットしたいときに助かるんですよね。

期待できる効果(3)美容面:肌・むくみ・アンチエイジング

美容面でコールドプレスジュースを推す声も多いです。実際、私のクライアントからも「飲み始めて肌荒れが減った」とか「むくみが取れて顔がシャープになった」といった声をいただきます。

理由としては、ビタミンやミネラル、抗酸化物質が豊富だから。

  • 肌への影響:コールドプレスジュースに含まれるビタミンCやポリフェノールなど抗酸化成分は、肌の老化を促す活性酸素を抑える働きがあるとされています。また、ビタミンCはコラーゲン生成に関わるため、ハリ・弾力の維持にも役立つ可能性が。
  • むくみ改善:野菜や果物にはカリウムなどが含まれ、水分バランスを整える作用が期待できます。特に葉物野菜やきゅうり、スイカなど、カリウムが多めの食材で作ったジュースを飲むことで、余分な水分が排出されやすくなり、むくみが取れてスッキリ。
  • アンチエイジング:コールドプレスジュースに多く含まれるビタミンEやβカロテン、ポリフェノールなどは抗酸化作用があり、細胞の酸化ダメージを抑え、若々しい状態を保つサポートをしてくれます。

私自身、週に3~4回くらいの頻度でグリーンスムージーならぬ“グリーンコールドプレスジュース”を取り入れるようにしてから、肌荒れが減り、夕方のむくみが気になりにくくなったなと感じます。
もちろん生活習慣全体の影響もあるでしょうが、一つの要因としてコールドプレスジュースが効いているんだろうなと。

期待できる効果(4)ダイエットやファスティングにも役立つ

「コールドプレスジュース=ダイエットにいい」というイメージを持っている方も多いはず。
実際、置き換えダイエットファスティングに活用されるケースがよく見られます。

  • 置き換えダイエット:たとえば、朝食や夕食をコールドプレスジュース1杯に置き換える方法。固形物を控えるぶん摂取カロリーを抑えつつ、必要なビタミン・ミネラルは補給できます。糖分過多にならないよう、野菜多め+果物ほどほどの配合を選ぶのがおすすめ。
  • 短期集中のファスティング(ジュースクレンズ):1~3日間、コールドプレスジュースだけで過ごすという方法。水だけの断食より栄養不足のリスクが低く、胃腸を休めてデトックスしながらもエネルギーを一部補給できる利点があります。ただし長期に渡って行うと筋肉量が減る・代謝低下などのリスクも。初心者は1日コースから試し、無理を感じたら中断するなど、安全を最優先にしましょう。
  • 急激な痩せすぎには注意:カロリーを極端に制限すると、一時的に体重は落ちますがリバウンドしやすくなる可能性も。また糖質やタンパク質不足で体調を崩したり、栄養バランスを崩したりすることもあります。あくまで健康的に体型を整える一助として活用するのがおすすめです。

効果的な飲み方・生活への取り入れ方

コールドプレスジュースの効果を最大限に引き出すには、自分のライフスタイルに合わせて無理なく続けることが大事

例えばこんな取り入れ方がおすすめです。

● 朝食代わりに1杯

朝は排泄のゴールデンタイムと言われ、体が老廃物を出そうとする時間帯。
ここで固形物をがっつり食べるより、コールドプレスジュースで必要最低限の栄養を摂りながら、胃腸を軽く動かす方法が効果的です。

私も朝はコーヒーだけで済ませていた時期がありましたが、コールドプレスジュースに変えたらエネルギーとビタミン補給ができて、午前中のパフォーマンスも上がりましたよ。

● 間食や栄養補助ドリンクとして

仕事中の“小腹が空いた”タイミングで、お菓子の代わりにコールドプレスジュースを飲むのも◎。

糖分は入っていてもビタミンや酵素が摂れ、罪悪感も減らせます。
特に野菜が不足しがちな食生活の補助として取り入れるイメージですね。

● 運動後のリカバリーに

運動後は、筋肉の回復に必要な栄養を素早く補給したいところ。
食物繊維を取り除いてあるコールドプレスジュースは吸収が早いので、ビタミンやミネラルで疲労回復をサポートできます。

私は筋トレ後にたんぱく質系の食事を摂る前に、コールドプレスジュースでビタミンをチャージすると、翌日の筋肉痛が和らぐと感じたりします。

● 習慣化のコツ

毎日作るのが面倒なら、週末にまとめて冷凍する方法もあります。
(ただし、保存によって栄養が一部落ちるのは念頭に)

もし自宅でスロージューサーを使う場合、朝の数分が取れないと続かないことも多いので、前夜に野菜を洗ってカットしておくなど準備をし、ハードルを下げる工夫をしてみてください。

注意点・デメリットも把握しよう

コールドプレスジュースはメリットが多い半面、いくつか注意すべき点もあります。
正しく理解して上手に付き合うことが大切です。

  1. 果糖過多に要注意
    果物メインのジュースばかり飲んでいると、糖分(果糖)が意外と高くなる可能性があります。血糖値の急上昇を招きやすく、ダイエット効果を逆に下げる場合も。甘みが欲しいときは野菜ベースにリンゴやオレンジを少し加える程度がおすすめ。
  2. 食物繊維不足に陥ることも
    スムージーと違い、不溶性食物繊維は除かれてしまうので、便秘対策や満腹感という面ではスムージーに劣ります。別の食事でサラダや全粒穀物などをしっかり摂り、トータルでバランスよく栄養を補う工夫が必要です。
  3. 置き換えダイエットのやりすぎはリバウンドリスク
    コールドプレスジュースだけに頼るダイエットを長期間続けると、筋肉量低下やリバウンドを招く危険があります。短期集中のジュースクレンズは1~3日程度にとどめ、終わったら回復食で徐々に普通の食事へ戻すことを忘れずに。極端な食事制限は健康を損なう恐れがあります。
  4. 保存期間が短い・価格が高め
    生の食材を使い添加物なしなので、日持ちが短く高価になりがちです。家計や生活スタイルに合う頻度で無理なく取り入れてください。もし市販のコールドプレスジュースを買うなら、原材料表示や添加物の有無をチェックして。
  5. あくまで補助的な立ち位置
    コールドプレスジュースは栄養補給の一手段であり、魔法の飲み物ではありません。基本はバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠と組み合わせることで、その恩恵を最大限に得られます。

まとめ:無理なく毎日にプラスして、内側からキレイを目指そう

コールドプレスジュースは、熱に弱いビタミンや酵素を逃さず摂取できる上に、胃腸への負担が少なく消化を助けてくれるなど、美容と健康の両面でメリットがあります
朝食の代わりに取り入れて代謝を上げたり、置き換えダイエットに活用したりと、ライフスタイルに合わせていろんな飲み方が可能。

ただし、果糖過多や食物繊維不足、極端な置き換えダイエットによるリバウンドなど、気をつけるべき点も覚えておきましょう。
コールドプレスジュースだけに頼るのではなく、普段の食事や運動習慣と組み合わせて“おいしく・楽しく・ほどほどに”が長続きの秘訣です。

私自身、毎日ではないですが「忙しい日は朝食をコールドプレスジュースに」「小腹が空いたらジュース+少量のナッツで済ませる」など、シーンに合わせて取り入れています。
無理なく続けることで、肌の調子が整ったり、夕方の疲労感が軽減したりと、うれしい変化を感じられることも多いですよ。

「ちょっと生活リズムが乱れているな…」とか、「野菜が足りてないな…」と感じるときは、ぜひ一杯のコールドプレスジュースを味方にしてみてください。
あなたの毎日が、内側からもっとキレイに、元気に変わるかもしれません。

「やってみたい!」と思ったら、まずは週に1~2回、朝食の置き換えからスタートしてみるのも良いですね。

忙しい現代だからこそ、一杯のジュースが私たちを支えてくれます。ぜひ、自分に合った飲み方を探しつつ、コールドプレスジュースの力を楽しんでみましょう。

“コールドプレスジュースでキレイと元気をチャージ!”

これが、私Ryokoのおすすめスタイルです。

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この記事を書いた人

Ryokoのアバター Ryoko スポーツトレーナー/パーソナルトレーナー

大学でスポーツ科学を専攻。アメリカ留学で栄養学・トレーニング理論を学び、帰国後は都内ジムやオンラインで指導。著名人のボディメイクもサポート。
クライアントの短期集中ダイエットやファスティングプログラムをサポートする過程で、効率よく栄養を摂る手段としてコールドプレスジュースに注目。以来、毎朝の習慣に取り入れるほどの愛飲者に。
早朝ランニングと朝食ジュースが定番ルーティン。海外のフィットネスエキスポに足を運ぶなど、新しいヘルスケア・サプリ情報の収集が趣味。

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