コールドプレスジュースを“家でかんたんに”-材料選び・作り方・時短ツールまでまるわかり!

こんにちは。渋谷でスポーツトレーナーをしているRyokoです。

ジムのクライアントさんから「コールドプレスジュースを自宅で作れたら経済的だし新鮮だし、でも難しそう」と相談を受けることが増えました。

実は私も数年前までは“お店で買う派”。
でも1本900円前後を週5で買っていたら、1か月で2万円近くに…。

思い切ってスロージューサーを導入したところ、材料費込みで1杯350円程度に抑えられ、しかも作りたての香りと味に感動!

今日は、その家でコールドプレスジュースを作る「家プレス」をゼロからやってみたい方へ、材料選び・手順・時短テクまで丸ごとお届けします。

目次

そもそも“コールドプレス”って何?

コールドプレスジュースは、野菜や果物を低速圧搾(スロージューサー)でぎゅ~っと押しつぶして絞るジュース。

ミキサーでつくるスムージーは刃を高速回転させて刻むため摩擦熱が発生しますが、コールドプレスは回転数が1分あたり60回前後とゆっくり。

熱や空気に弱いビタミン・酵素・フィトケミカルの破壊や酸化を最小限に抑えられるのが最大のメリットです。

「不溶性」の食物繊維が取り除かれるので、胃腸に負担をかけたくない朝いちばんやトレーニング直後でもゴクッと飲め、吸収が早い点も◎。

道具は“スロージューサー”一択? 選び方5チェック

■なぜミキサーでは代用しにくい?

  • ミキサー=繊維を“刻む” → 舌触りがトロッとして飲み切りにくい
  • コールドプレス=繊維を“分離” → さらさらでゴクゴク飲める

もちろんミキサーでも栄養は取れますが、搾汁後の鮮度保持と舌触りはやはりスロージューサーに軍配

■購入前に見るべき5ポイント

お手入れの簡単さ:パーツが3~4点でブラシ洗い1分が理想
サイズ&重量:キッチンに常設できる横幅15cm前後がストレスなし
投入口の広さ:直径6cm以上ならリンゴ1/2をそのまま投入可能
静音性:60dB前後なら早朝でも家族の睡眠を妨げにくい
保証期間:モーター部分は2~3年保証が安心

「初期費用が…」という声もありますが、月30本作るなら半年ほどで元が取れます。私は某社の3万円台モデルで十分満足しています。

材料選びの黄金比「甘味:グリーン:酸味=2:1:0.5」

初めての方は、次の4カテゴリーからバランスよく選ぶと飲みやすさと栄養価が両立します。

役割食材例効果メモ
甘味(ベース)リンゴ・パイン・にんじん飲みやすさ&βカロテン補給
グリーン小松菜・ケール・セロリクロロフィル&カリウム
酸味レモン・ライム・グレープフルーツ抗酸化ビタミンC・味の締め役
アクセントしょうが・ミント・ターメリック代謝アップ・香り

■初心者の鉄板3レシピ

  1. にんじん×リンゴ×レモン
    • 甘さ:さっぱり - むくみケア
  2. 小松菜×パイン×しょうが
    • 甘さ:トロピカル - 鉄分&抗炎症
  3. ビーツ×オレンジ×セロリ
    • 甘さ:ほんのり - 血行促進(ナイトレート)

材料は合計で300~400gが1杯の目安。カットは2~3cm角にすると詰まりにくく、硬いにんじんは細めスティック状にすると◎です。

実践! 基本の搾汁ステップ

所要時間:準備5分+搾汁3分+洗浄2分=計10分

洗う
 流水で土や農薬をしっかり落とし、リンゴは薄皮削ぎでOK。
切る
 投入口に合わせ、硬い→柔らかい→硬いの順に交互投入すると詰まり軽減。
搾汁
 マシン ON。食材が見えなくなったら次を投入。
 ★ポイント…最後にレモンなど水分の多い果物を入れると内部が“自動すすぎ”状態で洗浄がラク!
味見・調整
 青さが気になるときはハチミツ小さじ1でまろやかに。
注ぐ&空気遮断
 空気と触れると酸化が進むので、コップギリギリまで注ぐか蓋付きボトルを使用。
お手入れ
 パーツを外してすぐ水にくぐらせ、付属ブラシで繊維をかき出す→完了。
 30分放置すると繊維が乾き取れにくくなるので“即洗い”が鉄則です。

忙しくても続く! 時短&継続テク

  • 前夜カット法
     夜のうちに材料をカット→キッチンタオル&保存袋で冷蔵。翌朝は投入だけ。
  • 連日作るなら“色順投入”
     色の淡い食材→濃い食材の順に絞ると、パーツを洗い直さず次に移れる。
  • 作り置きルール
     ・冷蔵=密閉瓶で24時間以内
     ・冷凍=ジップ袋で72時間以内、飲む前夜に冷蔵解凍
     ※ビタミンCは時間とともに減るものの「取らないよりは◎」。疲れた日の“2軍ストック”として割り切る。
  • 搾りかす再利用
     ハンバーグのつなぎ/味噌汁の具/バナナブレッドに混ぜ込むと食物繊維+満腹感アップ。

お財布にもやさしい? コストを数字で比較

1杯当たり店頭購入自宅手作り
価格¥900¥350(材料¥250+電気代¥10+機器償却¥90)
フレッシュ度作って数時間作って30秒
カスタム度固定レシピ毎日アレンジ自由

1か月(平日20日)続けると…

  • 店頭:900円×20=18,000円
  • 自宅:350円×20=7,000円
    差額 11,000円/月・132,000円/年

“作業10分”でこの差なら、専用マシン代は半年で回収できる計算です。

よくあるQ&A

Q1:皮はむくべき?
A:リンゴやにんじんは薄皮のままOK。柑橘類は苦味が強いので外皮のみ除去し白いワタは残すとフラボノイドが摂れます。

Q2:子どもに飲ませてもいい?
A:基本OK。ただし蜂蜜は1歳未満NG、野菜の硝酸塩が気になる場合は量を半分に薄めましょう。

Q3:朝イチ以外だと意味ない?
A:排泄リズムに合う朝がベストですが、トレ後・残業後のリカバリーにも◎。糖質+ビタミンで疲労回復が早まります。

Q4:糖分取り過ぎが心配
A:フルーツ比率を6割以内に抑え、グリーン多めで調整。血糖値が気になる人は食事と一緒に摂ると急上昇を抑えられます。

Q5:ジューサーなしで手搾りできる?
A:繊維が多く歩留まりが悪いので現実的でありません。家庭用低速ジューサー(2~4万円)を推奨します。

まとめ ――“最初の1杯”が未来のカラダを変える

自宅でのコールドプレスジュース作りは、

  1. 道具はスロージューサーを1台用意
  2. 甘味2:グリーン1:酸味0.5の黄金比で迷わない
  3. 10分で作って10秒で洗う時短フロー

この3ステップさえ押さえれば、想像よりずっと簡単です。

私自身、毎朝の1杯を始めてから肌の乾燥が減り、午後の集中力切れも激減。
クライアントさんからも「体が軽い」「外食を欲しなくなった」という声が相次いでいます。

あなたも週末に“家プレス”デビューしてみませんか?

ハッシュタグ #うちプレス で一緒に報告し合えたら嬉しいです。
小さな一歩が、美容もパフォーマンスも底上げしてくれるはず。さあ、まずはリンゴとにんじんを買いに行きましょう!

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この記事を書いた人

Ryokoのアバター Ryoko スポーツトレーナー/パーソナルトレーナー

大学でスポーツ科学を専攻。アメリカ留学で栄養学・トレーニング理論を学び、帰国後は都内ジムやオンラインで指導。著名人のボディメイクもサポート。
クライアントの短期集中ダイエットやファスティングプログラムをサポートする過程で、効率よく栄養を摂る手段としてコールドプレスジュースに注目。以来、毎朝の習慣に取り入れるほどの愛飲者に。
早朝ランニングと朝食ジュースが定番ルーティン。海外のフィットネスエキスポに足を運ぶなど、新しいヘルスケア・サプリ情報の収集が趣味。

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